こんにちは。THIRD PLACEの田中です(^^)
今年は大きい台風も多いし、とにかく雨が多いですねー。
急に肌寒くなりましたね。
そろそろ空気の乾燥が気になる季節になってきました。
夏の日差しのダメージも、髪にでるころですね…。
そこで、今回は「枝毛の原因」について迫ります。
髪が伸びてくると、
ただこれは、
美容師さんの使う、ハサミの影響もあるんです!!
これについては後ほど説明します(^^♪
まずは、どうして枝毛になるのか、
その前に髪の構造を説明させてください。
髪の毛は、ざっくり言うなら3つの層で出来ています。
中心にあるのが、毛髪の芯となる「メデュラ」。
メデュラを覆うように「コルテックス」があり、
巻き寿司をイメージしてもらえたらわかりやすいかと思います。
中の具が「メデュラ」
具を包むご飯が「コルテックス」
海苔が「キューティクル」といったところでしょうか(*^_^*
話を戻して、髪の芯を包む「コルテックス」
タンパク質や水分を多く含んでいて、
コルテックスを包んでいる、髪の毛の一番外側にある「
このキューティクルはダメージを受けると、
これにより何が起きるかというと、
タンパク質は細長い繊維状になってるので、
竹をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんね。
実際、枝毛が出来た時に、
枝毛をひっぱって縦に裂けちゃったこと、ありませんか?(^_^
こうして水分などの流出によって髪が傷むと、
髪が縦に裂けやすくなり、いわゆる「枝毛」ができてしまいます。
これが髪が傷んでしまう、枝毛の根本的な原因ということです。
シャンプーのCMなんかで、
実はキューティクルそのものが大事というよりも、
キューティクルがダメージを受けたままだと
その内側にある、
こちらが問題なんですよね。
だからキューティクルの保護が必須!
ということなんです。
そして、一度できてしまった枝毛は、修復することはできません!
なぜかというと、
髪の毛は爪や肌と同じように、
自分で修復する機能は持っていないので、
一度枝毛になると元には戻りません…。
枝毛になる原因というと、例えば…
①ブラッシングなど摩擦や静電気
コルテックスを保護しているキューティクルは、
うろこ状に規則正しく重なり合って並んでいます。
これを強引なブラッシングで必要以上に
摩擦が加わった結果、キューティクルがめくれ
る原因になります。
静電気防止には、
②髪の自然乾燥
だんだんと涼しくなってはきましたが、
夏場なんて特に、髪を乾かすの面倒ですよね(^_^;)
ロングの方は、特にドライヤーで乾かすの大変ですもんね…。
乾かすのが面倒くさかったり、
髪を自然乾燥させていはいませんか?
髪の自然乾燥は、枝毛ができる大きな原因になりますよ!
髪は濡れた状態だと、キューティクルが開いています。
いわば、巻き寿司の、海苔はついているものの、
ぎゅっと押されて巻かれていないような状態なんです。
ということは、キューティクルが開いた状態、
それは髪の毛の養分のほとんどを占めているコルテックスのタンパ
どんどん出て行ってしまうことになるんです。
また髪が濡れたままで寝ると、枕との摩擦によって、
キューティクルも剥がれやすくなってしまいます。
ということで、髪はドライヤーできちんと乾かしてくださいね(^
③ドライヤーやアイロンの熱
さっき言っていることと矛盾するように感じるかもしれませんが…
実はキューティクル、熱にも弱い性質もあります。
それでも髪は自然乾燥させるより、
その為には、正しい乾かし方で、
まずはタオルドライで水分を吸収します。
このとき、タオルでごしごししちゃうのはNGですよ!
それこそ濡れた髪とタオルとの摩擦で、
キューティクル、ぼろぼろになっちゃいますから。
ドライヤーは髪の根元から風をあてていきます。
熱によるダメージを避けるためには、
髪とドライヤーの距離を20cmくらい離してください。
ドライヤーの熱が熱いなと思ったら、近づけすぎですよー。
それから、髪をセットする際に、
ヘアアイロンやコテは当てている髪のところに集中して熱を加えて
そうは言っても難しいですよね…
日頃からヘアアイロンやコテでセットする場合には、
縮毛矯正やパーマをかけたほうが髪が傷みにくいかもしれません。
ここの判断に迷ったら、ぜひ相談してください◎
④カラーリングやブリーチ
⑤パーマ
どちらも、薬剤を浸透させるために、キューティクルを
剥がしたり(あるいは溶かす)、
髪を柔らかくしたりするため、髪を傷める点は否定できません。
ただ、使うカラー剤やパーマ剤はサロンによっても違います。
THIRD PLACEでは、
なのでカラー剤へのこだわりも強めです。
(僕のこだわりのカラー剤については、こちらhttp://hairdesign-thirdplace.jp/2018/08/24/%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e5%89%a4%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%e3%81%a8%e4%bb%95%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8a%e3%81%ae%e5%b7%ae%e3%80%80/ )
⑥紫外線
髪は強い紫外線を浴びると、
この脂質を「MEA」というのですが、
MEAが失われると、
その結びつきが弱くなり、ちょっとした摩擦でキューティクルが剥
⑦栄養不足・睡眠不足・ストレス
枝毛の原因が、
枝毛に限らず、ストレスは美容の天敵ですね!
ストレスによって血管は収縮します。
すると血行不良となり、血行不良の状態だと、
髪の毛まで十分な栄養分が行き渡りません。
ストレスを溜めないことも枝毛を防ぐことにも、
というか健康のためにも大事ですよね◎
と、ここまでが、
ざっくりですが(それにしても量が多い!)
先ほど書きましたが、髪の毛には再生機能がありません。
だから枝毛を発見したら、切ってしまうのもひとつの処理法。
と、まさか…
自宅にあるであろう紙を切る普通のハサミで、
枝毛を切っている人がいませんか!?
紙を切るハサミで髪を切ったら、枝毛エンドレスですよ!!(@_
ここでハサミと枝毛の関係について少し。
同じハサミでも、紙を切るハサミと、
何が違うかというと、切ったあとの髪の断面図が違うんです。
紙を切るハサミ、あるいは手入れされていない髪切りバサミでは、
髪を押しつぶすように切ってしまうので、
髪の毛の切り口の断面が、デコボコしてしまいます。
この断面のデコボコが枝毛の原因になるんです!!
だから、僕の相棒、ハサミのメンテナンスを大事にしているのは、
このためなんですよ(*^_^*)
枝毛にならない為に髪を切るには、
髪の切り口を垂直に切ってあげる必要があるんです。
これが切れ味の悪いハサミでは、スパッと切れないので、
切り口がデコボコしちゃうんですよね。
髪が伸びてきて、枝毛が気になる場合には、
ハサミが原因かもしれませんよ。
軽い論文にでもなってしまいました(>_<)
こんなに長くなってしまいましたが、
最後まで読んでくださってありがとうございました◎
枝毛だけでなく切れ毛も似たような仕組みです。
毛先のダメージでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね◎
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